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寝込む

正月は5日から授業開始。
初日の項目が「~でしょう」だったので、クラスでおみくじ作り。
次の週の項目に「~てみる」があったので、おとそなんぞを飲ませてみた。
例年なら、全て正月明け最初の授業にさせてたんだけどな…。

仕事が始まって2日。しかも授業後にのどが痛くなって。
休み中は引きこもっていたけど、人込みに出たとたんこれだもんな~。
さすが「学校」というところは恐ろしいところ。

代講要員がいない今、正月早々風邪なんか引いていられないので、
授業のない水曜日の朝、待ち時間も少ないのでかかりつけの近所の小さな診療所へ。
その日は午後から一日に2人の学生に会うという強行スケジュール。
特に夜会う学生は年末にわざわざ電話で「今年もお世話になりました」と挨拶してくれ、
その時に以前、他の学生とも一緒に会ってご飯食べるつもりだったのが、
バイトの時間の関係で1人だけ会えなかったこともあり、
またご飯でも、どうせなら新年会しようか?って話になり、日程を合わせてたら、
「実はその前日が誕生日で…」と告白され、
それなら誕生会も兼ねて、ってことになってて。
しかも彼に会う前に私が会うことになっている学生のバイト先の居酒屋に行ってみたい、
彼にも会いたいしってことで、
その学生の店に前日誕生日だった学生を連れて行くから席の予約と、
何か誕生日向けのサービスとかできればそれをお願いしたい、
お勧め料理があれば、それも出して欲しい、
ケーキを持ち込むことになるかもしれないけどいいかどうか確認してなどなど
打ち合わせていたので、今更キャンセルもね~な状態だったので。

病院の診察の結果は咽頭炎。
たいしたことなくてよかった…んだけど、家で測った時は熱なんてなかったのに、
病院で測られたら微熱で「熱が少しありますね」って言われてびっくり。

この時の体温計がびっくりの体温計で…普通体温計って脇に挟むのが一般的だよね。
あと、病院の診察室とかで耳で測る体温計を経験したことがあるんだけど、
ここの体温計はなんと!体のどこにも触れないんです!
なんか体温計らしきものをこちらにちろっと向けるだけで体温が測れたんです!

調べてみると、それって
おでこから出る赤外線をとらえて体温に変換する非接触式体温計なんだって~!
いやぁ~技術の進歩ってすごいね~。

まぁ、そんな体温計に感動しつつも、
医者に「熱がある」と言われたのは、かなりのダメージで、薬を飲んで行ったものの、
午後から1人目の学生と会った時の私は完全に今までと違う私。
夜に会う学生の時のために最小限のエネルギーで動いてたから。
話す感じもスロー。動きもスロー。寒い寒いって言ってるし。
そんな私を察知したのか、彼はよく自ら動いてくれました。
「自分だけで行って来るから待ってて」と言い、
用事を終えた帰りには珍しく飲み物を買って来てくれて。
う~ん、でもそのペットボトルのふたが開けられないくらい力が出ない私…。
「開けて」って言ったら、ぶつぶつ言いながら開けてくれたけどね。

そんなこんなでも彼は自分の用事を終えてすっきりしたのか、上機嫌でバイトへ。
その頃私もお昼に飲んだ薬が利いてきたのか、
エネルギーを節約してたからか元気になり、
彼と別れてから、時間があったので夜に会う学生に連絡して、
学校前で待ち合わせだったのを、車で迎えに行くことに。
待ち合わせの時間が午後の授業が終わってすぐの時間だったので、
学校前での待ち合わせはどう考えてもまずいだろう…と思ったから。

早めに連絡して、さらに車で行ったので、
予約時間よりだいぶ早く着くことになるかなと思ったけど、
ちょうど彼がタバコとライターのガスを買いたいってことで、
コンビニに寄ってたらちょうどいい時間で。

さっき別れた学生は居酒屋でちゃんと私たちをお客として扱ってくれました。
お店の人にも話を通してたらしく、
頼んでなかったサービス品や飲み物までサービスしてくれて。
私はといえば、車なのでお酒も飲めないし、こんな体調なんで、
あったかいお茶をひたすら飲んで、食べ物も名物の湯豆腐とか雑炊メインで。
でも、楽しかった~。4時間ぐらいいたよ。

そんなへろへろな1日だったけど、翌日には体調も戻って。
何事もなかったように、ふつ~に授業してました。

が、恐ろしかったのはその後で。その10日後ぐらいについに寝込んでしまったのです…。
日曜日の夜に急に8度近く熱が。
翌日授業はあるし、代講要員がいない今、休んでなんかいられないので、
総合病院に電話して
「時間外は薬が1日分しか出せないけど、いいですか?」と念を押されつつ、
緊急時間外診察をお願いし、ふらふらなので母に付き添われて病院へ。
診察の結果、インフルではないとは思われるけど、と抗生物質を出されて。
だけど「時間外なんで、薬も2日分しか出せません。
また明日かあさっての時間内に来て診察を受けて、薬をもらってください」と。
「あれ?1日じゃなかったの?でも増えたんならいいや~」と思うも、
「明日かあさって来ないと行けないのか~授業あるのにな~」とブルー。
しかも「レジも開けられないから、お金の計算もできないんです。
1000円預かるから、過不足分は次回来院の際に清算します。」ってことは
この病院に来ないと行けないんだよね…。
ここ待ち時間長いから嫌なんだよな~とさらにブルー。

で、薬を飲んで寝たけれど、翌朝も熱は下がらず。
明日かあさって来いって言われてたから、どうせなら今日行っちゃおうと、
ふらふらなので、また母に付き添われつつ昨日の来院から12時間後再び病院へ。

私は熱を下げてもらいたかったんだけど…。

病院は時期的に人がすんごい多くて。診察までに2時間待たされて。
診察は数分だったけど
「念のためにインフルエンザの検査をします。
結果が出るまでに30分くらいかかるから待合室で待っていてください」と言われ、
30分待つつもりがなぜか1時間近く待たされ、結果は一言シロ。
薬を出すからとまた待たされ、結局午前中全部を病院で費やすことに。
おまけに熱は下がらない…。寒い…。ふらふら…。9度近くまで上がるし…。
病院に行って、あれだけの病人の中で長時間待たされたら、
病気じゃない人も病気になりそう。病気の人もさらに病気になりそう。

で、その日は翌日行くつもりで、緊急に休ませていただきました。
代講をたてるのに、めっちゃ迷惑かけました。

後日学生の日記。
「今日、先生はいらっしゃらない。他の先生の話では、先生は病気になったそうだ。
明日、いらっしゃるだろうと思っている、と言った。
先生は元気かどうかみんな心配している。」
ありがたいね~。

で、本人も、周りも翌日には復活するだろうと思ってたけど、熱が下がり切らず…。
今週は他の先生の代講も受けてるから、後半休みもないし、
大事をとってもう1日休みを取らせていただきました。
またまた代講をたてるのに迷惑かけることになり、心が痛かったです。

もう休まないよね?という気持ちもわかるし、
熱が高くなるのは朝と夜だけってのもわかってきたので、
翌日は何があっても学校に行くと決意。

のどもやられていたから、声が出るかどうか、出ても4時間持つかどうか心配だったけど、
何とかやり過ごし。
(この後、声のおかしいのは1週間ほど続く…のど、商売道具だし酷使してるもんなぁ…)
寝込んだことでいろんな人に気遣ってもらって、うれしかったです。
同僚をはじめ学校の先生方、一緒に日本語ボランティアをしているメンバー、
授業を休んでしまったクラスの学生たち、
(そのうちの1クラスは「~てみる」の導入だったから、
再びおとそを飲ませてやろうと準備してたのに…休んだことで、無駄になった…)
休んでないけど、休んだクラスの学生から聞いたであろうクラスの学生たち、
偶然声が聞きたいと連絡してきた卒業生
(ごめんね、声は聞かせられないくらいひどかったのよ。メールで勘弁!)
そして前回の微熱の私を目の当たりにしてる学生…。
みんなが気遣って声をかけてくれたことは、本当にうれしかった。
ありがとね。

同時に、昔は熱があっても、どんな病気になっても、
声さえ出れば授業はできる!と思ってたけど、
そうも言ってられない体になったんだなぁ・・・と実感。

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